










時を超えてめぐる、
美しき白銀の記憶。
1950年に始まった「さっぽろ雪まつり」の貴重な資料を後世へと受け継ぐために開かれた、さっぽろ雪まつり資料館。
第1回から現在に至るまでの歴史展示や当時のポスター・雪像模型などを通して
長年にわたって多くの人々を楽しませてきた札幌を代表するイベントをいつでも堪能することができます。
- 営業時間
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- 春
- 4~5月
- 9:00~17:00
- 夏
- 6~9月
- 9:00~18:00
- 秋・冬
- 10~3月
- 9:00~17:00
- 料金
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無料
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※当施設はさっぽろ羊ヶ丘展望台の場内にございます。
さっぽろ羊ヶ丘展望台の入場料はこちらをご覧ください。
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※当施設はさっぽろ羊ヶ丘展望台の場内にございます。
さっぽろ雪まつり資料館の楽しみ方
春夏秋冬、季節を気にせず
雪まつりが楽しめる。
1年のうち、わずか8日間という限られた期間にしか見ることのできない「さっぽろ雪まつり」。その魅力を季節を問わず体感できるのが「さっぽろ雪まつり資料館」です。
かわいらしいチャペルのような外観の建物に足を踏み入れると、雪まつり会場を彷彿とさせるレース素材やガラスレンガなどでコーディネートした雪と氷の世界が広がっています。雪像の作り方をはじめとした多彩な展示を通して、いつでも雪まつりが感じられることでしょう。
圧倒的な迫力の大雪像、
その原点は緻密な模型にあり。
雪まつりの代名詞、大雪像。その設計段階で精巧な模型が作られていることは、あまり知られていません。実際に大雪像制作の際に使われたこの雪像模型を1980年代から最新のものまで多数展示しています。完成した大雪像の写真と合わせて見ると、緻密に計算されて作られていることが分かるはず。ぜひ細かな部分までじっくりとご覧ください。
また、雪まつりに訪れた年の模型を見て追体験をしたり、生まれた年の模型を探してみたり…雪まつりの歴史の深さを同時に感じていただけます。
あなたの想い出と
雪まつりが交わり合う。
オリンピックやワールドカップなどのビッグイベントをはじめ、映画やゲームの人気作など世相を反映したものがモチーフになることが多い大雪像。また、プロジェクションマッピングなどの最新技術を間近で体感できるのも雪まつりの魅力です。
このように日本や世界の歴史を振り返りながら70余年にわたって続いてきた雪まつりの足跡を辿ることもまた、さっぽろ雪まつり資料館の楽しみ方です。ご自身の思い出と合わせて夫婦で、親子で、友人同士で往時を語り合いながらお楽しみください。
展示内容
雪像模型展示エリア①:31回(1980年)~59回(2008年)
大雪像の制作過程でなくてはならない歴代の70基以上の雪像模型をご覧いただけます。
精巧に作られた模型の素材は、粘土や木など様々。サイズは、実際に作られる大雪像のおよそ1/40。細やかに作られた指先ほどのパーツが、大雪像になると人の身体よりも大きなサイズになることを想像しながら見ると雪像づくりの大変さがご理解いただけることでしょう。
46th (1995年)
リンダーホーフ城
制作:陸上自衛隊
- Linderhof Palace
- Produced by : Japan Self Defense Force
64th (2013年)
ワット・ベンチャマボピット(大理石寺院)
制作:陸上自衛隊北部方面通信群
- Wat Benchamabophit (Marble Temple)
- Produced by : Japan Self Defense Force Northern Army Signal Group
雪像模型展示エリア②:60回(2009年)~73回(2023)
63rd (2012年)
タージ・マハル
制作:陸上自衛隊北部方面通信群
- TAJ MAHAL
- Produced by : Japan Self Defense Force Northern Army Signal Group
73rd (2023年)
白亜紀の北海道
~ティラノサウルス&カムイサウルス~
制作:さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会 第3雪像制作部会(NPO法人北海道の地域文化を守る会)
- Hokkaido in the Cretaceous Period ~ Tyrannosaurus & Kamuysaurus ~
- Produced by : Sapporo Snow Festival Large Sculpture Committee Sculpture Subcommittee 3 (Specified Nonprofit Corporation Hokkaido Association for Development of Area Culture)
歴史展示エリア
1950年の第1回からの歴史を当時の出来事と一緒に振り返ることができる展示コーナー。岡本太郎の参加や雪中結婚式など、今となっては知られざるエピソードもあります。
大通会場案内展示コーナー
大通会場は大通公園の西1丁目から西12丁目までの約1.1kmと東西に長い会場です。それぞれの会場で観覧できる雪像や楽しさが広がるブースを紹介。札幌を代表する冬のイベントとして、その規模の大きさを感じていただけます。
メモリアルエリア
お土産物として人気の絵はがきやピンバッジをはじめ歴代の公式記念品を展示しています。昔懐かしいテレホンカードなど、時代を感じさせる貴重なグッズも鑑賞できます。
雪ミク展示コーナー
2010年に「初音ミク」の雪像を作ったことをきっかけに誕生した「雪ミク」。それ以来続くコラボレーションの衣装やラッピング電車のデザインなどを展示しています。
国際雪像コンクールエリア
世界各地の国・地域・都市から集まったチームが雪像制作を競い合うコンクールの歴代受賞作品を紹介しています。雪まつりが国際色豊かな世界有数のイベントであることが分かります。
大雪像のつくりかたコーナー
多くの人々に感動を与えてきた大雪像には、大きく分けて2つの作り方があります。その工法の違いや解体の仕方など、知られざる大雪像制作の裏側を紹介します。
雪まつりとSDGsコーナー
雪まつりは持続可能な社会の実現を目指すSDGsに賛同しています。美しく豊かな地球環境のために、雪まつりができることを来館者の皆さんと一緒に考えていきます。
雪像模型ができるまでコーナー
雪像模型のコンセプトづくりから設計も含めた制作過程を紹介。精巧につくられる模型が、いかに大雪像制作で重要な役割を果たしているかがご理解いただけます。
来場者の声
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さっぽろ羊ヶ丘展望台に訪問したついでに見ましたが、模型の迫力があり思ったより楽しめました。
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雪まつりが50年も前からあるとは知らなかった!いつか自分も雪像が作れたらいいな。
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30年以上前に見た実物の大雪像の模型があり、当時の記憶がよみがえりました。
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今年は絶対雪まつり会場に行って、実物を見たいと思います!
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雪まつりとSDGsのコーナーが見ていて勉強になりました。子どもの社会科見学にも良さそうです。
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市内に住んでいますが、これまで訪れる機会がありませんでした。過去の雪まつりの歴史が興味深く、じっくり見てしまいました。
交通アクセス
- 所在地
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〒062-0045 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地 [GoogleMapsで見る]
TEL. 011-851-3080
さっぽろ雪まつり資料館は、さっぽろ羊ヶ丘展望台の場内にございます。
さっぽろ羊ヶ丘展望台へは、地下鉄東豊線「福住駅」から「羊ヶ丘展望台」行きの路線バスをご利用ください。
さっぽろ駅から福住駅(地下鉄東豊線の終点駅)まで約13分です。
福住駅下車後、福住駅バスターミナル【4番のりば】より羊ヶ丘展望台行き(福84・羊ヶ丘線)にご乗車ください。約10分で到着します。
バスターミナルへのご案内・時刻表など詳しくは、さっぽろ羊ヶ丘展望台サイトのアクセスページをご確認ください。
よくあるご質問
さっぽろ雪まつり資料館はどこにあるの?
さっぽろ雪まつり資料館は、さっぽろ羊ヶ丘展望台の場内にございます。
詳しくは、アクセスページをご確認ください。
料金はかかるの?予約は必要?
当施設は無料でご利用いただけますが、さっぽろ羊ヶ丘展望台の場内にあり入場料がかかります。
さっぽろ羊ヶ丘展望台の入場料金はこちらをご覧ください。
写真撮影はできますか?
はい。施設内での写真撮影は可能です。他のお客様のご迷惑とならないよう撮影の際はご配慮をお願いいたします。
夏も見られるの?
はい。さっぽろ雪まつり資料館は年中無休で営業しております。時期により異なりますので、ご来場の際はご注意ください。
詳しくはこちらをご確認ください。
次のさっぽろ雪まつりはいつ開催されるの?
さっぽろ雪まつりの開催情報は、さっぽろ雪まつり公式サイトでご確認ください。