さっぽろ雪まつりは、1950年に地元の中・高校生が6つの雪像を
大通公園に設置したことをきっかけに始まりました。
市民の雪捨て場だった大通7丁目広場に市内の3高校、2中学の生徒らによる6基の雪像が展示された。またスクエアダンスや歌謡コンクール、歩道に特設されたコースでドッグレースが行われた。
※ポスターは2月18日・19日となっているが、実際には18日のみ開催。
市の年間行事に認定される。藤女子校も加わり5基制作。伏見高による「かがり火を持つヴィーナス」は、夜、かがり火の先端に明りが付き話題に。27日には雪像群をぬってダンスを展開。
交通の便を考慮し主会場を大通4丁目に変更。札幌南高、向陵中など6校の作品が西4丁目に並ぶ。
巨大雪像のはしり、高さ15メートル・伏見高「昇天」。制作は延べ1000人を動員した。市内小学校の校門前や校庭に自主的な雪像展示が広がる。
期間中、猛烈な暴風雪に見舞われ、雪像は雪に埋まり傾くものが続出。
雪像制作に自衛隊が初参加する。高さ10メートルのマリア像「栄光」が注目を集めた。
雪戦会が復活。軍艦マーチの演奏のもと、自衛隊員200人が鉢巻、わらじばきで参加し大観衆を熱狂させる。
会場は大通西3丁目~6丁目まで拡大。勇壮な攻防戦を展開する自衛隊の雪戦会に興奮した観客が転倒したため、雪戦会はこの年限りとなる。
北海道博覧会の盛り上げに一役。会場は大通西8丁目まで拡大。世相を反映、風刺する作品も目立ち始める。
雪像は64基と例年の倍。テレビなどマスコミが全国紹介。自衛隊の大雪像が3基に増える。例年にない雪不足で、大雪像の雪は中山峠から自衛隊が輸送した。
3丁目から9丁目まで会場が広がり、雪像基数も87基に。また、知名度がアップし、札幌の雪まつりから全国の雪まつりへ。
本州からのスキーや雪まつりの団体客が訪れるようになる。電飾やボンボリが増え、夜の会場に一層の華やかさを加えた。雪不足が深刻となり、中山峠から大量の雪を輸送した。
横綱大鵬も暖気には勝てず。汗を流す雪像。大雪像は自衛隊独自の1基と札工高、学芸大が自衛隊に協力した2基。
自衛隊真駒内駐屯地でスノーフェスティバルを開催。第二会場に発展するきっかけとなった。大通5丁目に警備本部を設け、迷子や落し物に対応。テレビ局がタレントを招きロケやショーを開催。全国のお茶の間に映像が流れた。
五輪一色、東京から札幌へ。東京オリンピックが開催される年であり、札幌市議会が冬季オリンピックの誘致を決めた年。
真駒内が第二会場に正式指定され、家族連れを中心に雪に触れ遊ぶ会場へ。
会期を4日間に延長する。大通西8、9丁目を市民の広場に。
札幌冬季オリンピック、大阪万博の「二大国際行事を成功させよう」がテーマ。冬季オリンピック札幌開催決定し、札幌の名が国際社会へと輝きを増してくる。
AP通信社がさっぽろ雪まつりを世界に配信、アメリカの月刊誌もさっぽろ雪まつりの特集を組む。
大雪像のテーマを公募し9件が採用される。1月中旬まで雪が無く、岩見沢方面まで足を伸ばして雪輸送。
協賛金や慰問など、民間による協力体制も充実し始める。
五輪ムードたっぷり。会場式ではオリンピアの古式にならい、ミススズランたちが採火の儀を行った。
冬季五輪会場にも巨大雪像が登場。観客数のカウント方式を変更。
日程を2月1日~5日に固定。オイルショックによる原油高騰やインフレにより露店の商品も値上がりする。
石油危機で雪輸送の燃料がピンチ。ドラム缶を芯にして雪像制作。2丁目広場で国際雪像コンクール開始。札幌の若者たちの企画による開会式を実施する。
観光客に実際に雪像を作ってもらう専用広場を設け、大盛況となる。市民の広場は8~10丁目に拡大。前夜祭で雪の女王を選出する。
アメリカ建国二百年祭を記念した雪像多数。駐日米公使から陸上自衛隊11師団長に感謝状が贈られた。
さっぽろモードショー初開催。スウェーデンなど8カ国から代表的なモードと自国のモデルが出演。
この年から「純白の夢よぶ世界のひろば」を統一テーマに。深刻な雪不足で雪像制作は難航。会場内は右側一方通行へ。
世界的な芸術家・岡本太郎さんに雪像のデザインを依頼し、西9丁目広場に高さ12メートルの「雪の女神」制作する。
原油値上げが雪輸送を直撃。雪像制作中の暖房費をカットする荒療治も。外国人観光客も目立つ。
この年から最終日を日曜日にする日程ルールに変更。すすきの観光協会が初の「すすきのまつり」を開催。
外国人観光客のガイドブックとして初めて英文パンフレットを作成する。
すすきのまつりが正式に雪まつり第三会場となり、氷像主体の会場が誕生。料理店やホテルの料理人さんたちがノミを片手に氷像づくりに腕をふるう。
ポートランド市との姉妹提携25周年記念として「ポートランド市パイオニアコートハウス」を留学生も参加して制作。
台風なみのW低気圧に見舞われる。中国瀋陽市との姉妹提携5周年にちなみ「福陵隆恩門」を制作。子どもたちの雪像アイデア募集ではエリマキトカゲがダントツ人気。また、アジアとの友好色が濃く表れた雪像が多く並ぶ。
ポスターが日本印刷産業会長賞受賞。真駒内会場で子どもに人気のシャンシャン馬そり。走行中にそりが横転し怪我人が出たため翌年から中止。約400人によるジェンカでフィナーレを飾る。
会期を7日間に延長。香港、台湾、シンガポールなどの旅行代理店が雪まつりキャンペーンを展開。会期中暖気が襲来。国際雪像コンクールの一部の作品が全壊。
市民の広場に365チームの申し込み。参加は狭き門。市民が大中雪像の制作に参加する試みも人気。
40回記念で真駒内会場を夜間開放する。水銀灯の照明が大雪像「ノートルダム大聖堂」などを幻想的に映し出す。記念バッジ登場。
中島公園を市民参加の第四会場とし、市民が気軽に参加できる場へ。真駒内会場を会期前日に見てもらう福祉開放が始まる。
札幌ユニバーシアード冬季大会の採火点灯式が雪像前で行われる。4会場で過去最高の362基の雪像
会期直前に「アジア太平洋観光サミット」が開かれ、札幌と雪まつりの名が世界に広がった。
中島公園会場廃止。西12丁目に市民の広場を増設。
国際雪像コンクールに20チームが参加。市民の広場の抽選倍率は4.6倍
阪神淡路大震災の義援金を募る。YOSAKOIソーラン祭りの踊り子隊が大雪像の舞台に登場。
この年からインターネットでの情報発信を開始。インターネットを通じて、国内外の小中高生に市民雪像のアイデアを募集する。
子どもたちがインターネットでアイデアを出し合うバーチャル雪まつりが本格化。道内外13校の生徒20人から200点以上の応募があり、メールで細部のデザインを決めていった。
長野冬季五輪やワールドカップなどの雪像が並ぶ。台湾からの観光客が押し寄せる。
陸上自衛隊の協力縮小に備え、札幌市雪像制作委員会を発足。大通西4丁目にマンモスの親子を制作。
市民ボランティア、定員を上回る応募数。案内役や迷子に対応。
イメージソング「あなたの胸に」のCDを作成。真駒内会場で2年ぶりに花火大会。和装姿も凛々しく、国際広場で雪中結婚式が行われる。
NPOや市民ボランティアで札幌市大雪像制作団を結成。大通会場の大雪像制作へ。同時多発テロを受け真駒内会場では手荷物検査を実施。
日中平和友好条約締結二十五周年を記念し、中国のテレビ局がさっぽろ雪まつりの大型特番のプロジェクトを組む。涅槃(ねはん)大仏の雪像前に観光客が置いたお賽銭がたまり、関係者もびっくりする。
期間中、コールセンターで英語での問い合わせサービスを始める。真駒内会場ではテロ対策で金属探知機も導入する。
真駒内会場40年の歴史に幕。
第二会場を真駒内からさとらんどに変更。滑り台に長蛇の列。
雪が少なく、中山峠や豊平峡ダムなどの山間部からの雪輸送。携帯サイトをオープンし、待ち時間などの情報を提供開始。6丁目に大型テントを設営し「北海道 食の広場」を開設する。
少ない降雪量と原油高で輸送費が負担に。さとらんどに3550台の駐車場を設置。さとらんど会場、人気の滑り台に3時間待ちの長い行列。
第二会場をつどーむに変更。グッズのネット販売開始。記念事業で「さっぽろ雪まつりアニバーサリーフェスタin札幌ドーム」、大通会場では「キャンドルナイト」を開催する。
バーチャル歌手「初音ミク」が応援。国際雪像コンクールでタイが3連覇。
中国や台湾からの観光客が春節を利用し続々来場する。雪まつり会期終了後の雪像の雪を利用し、歩くスキーやチューブ滑りができる「大通公園わくわくウインターランド」開催。
市民雪像最少の98基 競争率は過去最高。暖気により雪像が倒壊。その後、雪像の管理体制を見直し安全対策の徹底を図る。東日本大震災からの復興を願う雪像やイベント多数。
豊平館の雪像をスクリーンにプロジェクションマッピングを初めて実施。想定以上に人が集まったため安全面を考慮し、会期途中で中止になる。
市民雪像84基。抽選倍率8.9倍。混雑を避けるため通路の確保優先。
外国人にも親しみが持てるよう、すすきの会場は「すすきのアイスワールド2015」と名称変更。キャロライン・ケネディ駐日米大使が大通8丁目訪問。自衛隊の大雪像制作基数が3基から2基に減少。大雪像5基を維持するため、札幌商工会議所の建設部会を中心とした「さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会」が1基を制作する。
実物大車両の新幹線が雪像で登場。降雪量が例年の半分。雪不足で岩見沢から雪を搬入。つどーむ1週間延長。
つどーむ会場1週間前倒し。最新の音響や照明投射を使い、音と光で大雪像演出。市民雪像77基に対し774件の応募。
中国人観光客向けQR決済サービスを一部の店舗で導入する。
70回記念プロジェクトとして、デジタル技術と融合した新しい形の雪まつりを実施。また、胆振東部地震応援企画や、雪まつりの原点を再現した布袋さま雪像を制作。
記録的雪不足で、羊蹄山麓や空知地方から雪を搬入。
会場内クラウド翻訳機器やWEBサービスのチャットボットを導入
パンフレットダウンロード
新型コロナウイルスの影響により、会場展開し集客する形での開催を見送り。
「オンラインさっぽろ雪まつり2021~みんなでつくる雪まつり~」と題し、オンライン形式で開催。
オンラインさっぽろ雪まつり2021特設サイト
2022年は札幌市とミュンヘン市の姉妹都市提携50周年です!
新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、集客形式による開催は中止し、昨年に引き続きオンライン形式による無観客開催。「オンラインさっぽろ雪まつり2022」と題し、市民参加型企画や配信型企画等のオンラインならではのコンテンツを実施した。
オンラインさっぽろ雪まつり2022特設サイト
雪まつり公式WEBサイトをリニューアル。
基本的な新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら3年振りに会場での開催。
感染状況等に鑑みて、以下の行事やサービスの実施を見送った。
・つどーむ会場
・国際雪像コンクール
・飲食ブースの設置
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