鳥瞰図  

雪まつり公式パンフレットに掲載されている、上空から地上を見おろしたように雪まつり会場が描かれた地図。 これは鳥瞰図(ちょうかんず)といって、毎年、雪まつり用に、 雪像をメインとした会場の鳥瞰図を制作されている方がいます。
去年、今年と鳥瞰図の制作をされた、小倉佳介さんに、その制作方法にいてお話を伺いました。

鳥瞰図製作者、小倉さん
小倉さんは、このサイトを制作している、
デジタルハリウッド札幌校の卒業生です。

■どのような経緯で鳥瞰図の制作を?
デジハリのスタッフの人が僕がイラストを描いていることをたまたま知っていたと 思うんですけど、それで急に「やってみない?」と電話が来て。色々な人の目に触れる ものだし、名前を売るチャンスでもあるので、やってみようと思い受けました。
図としてしっかりしたものを描いたのは、鳥瞰図が初めてでした。

■鳥瞰図はどのようにして書いているんですか?
とりあえず、雪まつり担当の市役所の方から、資料をいただいて、正面から見た ラフイラストと雪まつりの制作発表会の時に見せられる、粘土で作った模型の写真をもらって、 それを元に描いています。
僕が担当する前の年から使っているベースの絵(図)が あって、それに雪像を当てはめていく形で製作していきます。全体を描いている訳ではないです。 1基ずつの雪像をイラストとして単体で描いて、あとはそれをパソコンでベースに 当てはめていきます。
去年は大通、真駒内を担当しました。

■鳥瞰図を制作する時点までで、雪像の細かく決まっていない部分はどうしているんですか?
そういう場合は想像で補なったり、ウェブサイトで探して 調べながら描いています。
鳥瞰図として雪像を描きますが、 その角度からの資料がないので、横からや上からの写真など、どうなっているのか 解らない部分は、資料として外国の建築物などを探して、それを見ながら研究して描いています。

■制作期間はどれくらいですか?
話を受けてから、雪像20基分を10日間で完成、納品です。
期間中は、ずっと鳥瞰図に取り掛かっていますが、普段一緒に仕事をしている制作チームの 友人には、雪まつりの鳥瞰図をやるということで頼んで、鳥瞰図に専念させてもらってます。

■作るにあたって気をつけている点は、どのようなところでしょうか?
1枚の紙に、1基の雪像を描くという形でやっているのですが、まずパンフレットに 掲載されるものよりも大きく描くので、あまり細かい部分までこまごま描いてしまうと、 縮小したときに潰れてしまったり、見づらくなってしまったりするので、小さくしても解りやすいように 細かい部分までは描かないようにしていることです。

■鳥瞰図は色んな人の目に触れますが、見てもらえることについての、感想などはありますか?
そうですね、僕も一応札幌で生まれて育ってという人間なので、こういう地元を盛り上げる イベントに、仕事ではあれ、関われるのは光栄だと思います。

真駒内会場 名古屋城
真駒内会場の、鳥瞰図です。

大通会場の雪像名古屋城です。
細かいところまで描き込まれています。

取材協力:JOINT PLUS 小倉佳介さん

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